タイでの休日の使い方

タイでは大型連休はソンクラーンというタイの旧正月のみとなっています。
そのため年末年始は日本のように長く休みを取ることはありません。
だいたいの日本人は、そのソンクラーン(旧正月)を利用して日本へ一時帰国します。
ソンクランは別名水掛け祭りと呼ばれていて、ソンクラーンの期間にタイにいれば一度は水をかけられてしまいます。水を掛けられるのが嫌で日本に帰国する人もいるようです。

タイでの休みは、週末にからめた3連休がちらほらあります。
日本には帰ることが出来ないけど、どこかへ旅行に行きたいという人は、近隣諸国への旅行が気軽にできます。
近隣諸国の中ではシンガポールへは少し時間がかかりますが、マレーシアだったら飛行機で数時間かかります。ベトナムになると一時間ちょっとで行けます。
陸路でカンボジアやラオスに行くこともできますが、やはり飛行機で行くのが便利です。
でも、「飛行機だとちょっと高くつくのでは?」と思いますよね。
もちろん三連休ということもあり、陸路よりは高くつくでしょう。
しかし、前もって計画して早めに航空券を取っておけば、往復で1万円くらいで行けてしまいます。
タイ以外の空気を吸いに、ベトナムに雑貨を買いに、日本にいるよりも軽い気分で旅行ができます。
そうして身軽に近隣諸国に出かけた結果、東南アジアはどこもあまり変わり映えしないかな、というのが私の個人的な意見です。
マレーシアはタイより近代的だと思います。ベトナムは道路が意外ときれいで、ベトナムコーヒーがものすごくおいしいです。ラオスはタイよりのんびり時間が流れているように感じます。

生活の中心がタイの私にとっては、日本から旅行に行くよりも、東南アジアの国々とタイとの雰囲気の差を感じないのかもしれません。

もちろん、海外旅行だけではなく、タイ国内に出かけることもあります。
山が見たいと思うならチェンライやチェンマイへ行きます。海に行きたいと思うならプーケットやサムイ島があります。。
安い航空会社を選べば約5000円で行けます。
特にタイではダイビングが安くできるので、こちらに来てからダイビングを始めたという日本人も多いです。

先月の3連休はダイビングをする友達とタオ島に行ってきました。飛行機プラス船3時間ですが、3連休で十分楽しめます。

バンコク近郊だと、タイ人にも人気のカオヤイなどはおすすめですね。
バンコクから車で3時間程度。疲れた心を癒すのにはぴったりの山スポットです。
海ならパタヤかフアヒン、サメット島が手軽に行けます。
賑やかなパタヤと落ち着いたフアヒン、どちらも日本人に人気のエリアです。

タイのバンコクから最も近いビーチリゾート地「サメット島」が綺麗すぎる!

バンコクは平地なので景色が平坦すぎて飽きてしまい、たまには山や海が見たくなります。
そんな時、3連休で行ける場所の選択肢がたくさんあるのは嬉しいです。

タイでのアルコール事情

タイには仏教関係の祝日がいくつかあります。

タイ王国の休日(Wikipedia)

その日は禁酒日であり、スーパーでお酒を買うこともレストランで飲むことも出来ません。
お店によっては禁酒日は営業をしないところがあります。
選挙の日や選挙前日も同じく禁酒日になっています。
そのことをすっかり忘れていて、せっかくのお休みなのにお酒が飲めなくてがっくりすることがあります。
祝日に外食をする時は、何の日なのかを調べてから出かけます。
販売が出来ないというだけで、部屋で飲むのは禁止されていません。
禁酒日だけどお酒が飲みたい人は、前日までに冷蔵庫にお酒を蓄えておくことがいいです。

禁酒日は丸一日アルコール販売禁止ですが、タイには毎日のなかでお酒が買えない時間帯というのがあります。
お酒が買える時間帯は、毎日午前11時から午後2時のお昼の時間帯と、午後5時から午前0時までの夜の時間帯です。
ランチの時間帯にお酒が買えるのは何ででしょうか。ランチを外食する人への配慮なのかと思います。
ちなみに、そろそろ買える時間だから大丈夫だろうとスーパーのレジへ持っていっても、レジの時計が販売可能時間にならないと買えません。
アルコール販売については、他のことにはゆるいタイでも結構厳しいです。
このことはタイの決まりごとですし、郷に入れば郷に従えだと考えています。
お酒が買えなくてがっかりすることがあっても、文句を言うほどではありません。

ですが、一度だけ納得できずに頭にきたことがあります。
その日私は朝早くから、スーパーに買い物に行きました。
そのスーパーは日本の調味料も置いてあるので、とても便利なスーパーです。
レジで会計をしようとすると、なんと、「みりんは販売できない」と言われました。
「これは料理用の調味料で、飲むものではないんですよ」と説明をしても、販売できないの一点張りです。
仕方がないのでみりんは諦めましたが、みりんもアルコールにカウントされると気づかされたいい経験です。

タイ人の中には、7月のカオパンサーと呼ばれる日から10月のオークパンサーという日までの三ヶ月という期間、お酒を飲まないという人もたまにいます。
一緒に食事に行っても、無理に勧めないようにしましょう。
仏教が生活に根付いているタイならではのことです。

それ以外では、タイ人はお酒を楽しく飲むのが好きだと感じます。
乾季になればビアガーデンが設置され、適度に涼しくなった屋外でビールを楽しむことが出来ます。
なぜ乾季にビアガーデンなの?とタイ人に聞いたことがあります。
雨が降らないのもそうだけど「涼しくなるからビールを飲んで体を温めるんだよ」との返事が返ってきます。
ところ変わればお酒の事情も変わるんですね。

タイで生活するということ

タイに旅行で来てタイが好きになり、思い切ってタイで仕事をして生活したい、なんて思う人もいるのではないでしょうか。
実際、そういう風な思いでタイに就職活動に来る人はたくさんいます。就職ではなくても、定年後にタイに来て年金ライフを楽しむ人もいます。

私も、タイで仕事をして生活をしている一人です。

海外で生活するほとんどの人が、旅行で遊びに来るのと住むのとでは全く違う、と言いますよね。

これ、特にタイでは「全く違う」の差が大きいように思えます。

なぜなら、みんながのんびりしていて、時間もゆっくり流れているように感じます。小さなことは気にせずに、「マイペンライ」と流すおおらかさがあります。
日ごろの仕事から逃れてタイで休暇を過ごしている旅行者にとっては、せかせかしないタイ人をうらやましく思うことでしょう。

だけど、仕事や普段の生活で本当にそんなんでも大丈夫ですか?

仕事の期限に追われず、自分が失敗しても「マイペンライ」
部屋のエアコンの修理を頼んでいるのに約束を忘れても「マイペンライ」

生活していると、旅行中に感じたのんびりさや、おおらかさが長所から短所に変わることがあります。

ちょっと古くなりますが「3年目の浮気」という歌があります。
ちょうど3年くらいで、のんびりさやおおらかさに飽きがきたり、倦怠期になったりする人が多いように思います。
住み始めてだいたい2、3年目あたりで、日本との環境の違いにイライラがMAXになり、我慢できずに帰国していく人を時々見かけます。

ちなみに私も例外に漏れず、3年目あたりで日本に帰りたくなりました。

日本と比べて良いところも悪いところもあるのがタイなんです。日本と比べるから、あれこれイライラしてしまうのでしょう。
「ここはタイなので、タイ人にとって良い国であれば、それでいいんです。日本人のための国ではないのです。」
そう誰かに言われてから、ああそうなのかと納得し、イライラすることも少なくなりました。

今でも少しはイラっとすることはありますが、それでもタイに住む魅力は大きいです。

給料は日本より少ないですが、日本の一人暮らしよりは贅沢に生活しています。
それに、最初に旅行で来た時に感じたのんびりさ、おおらかさ。仕事をしていると悪いところもあるけれど、やはりいいところもあります。

日本で働いている時ほどは人間関係などでピリピリすることがありません。

基本的にタイ人は、仕事場の人と、とても仲がいいです。ちょっとでも嫌いな人がいたりすると、辞めていくことも珍しくありません。
そのせいか社内はいつもいいムードに保たれ、だから上司の私も働きやすいのだと思います。
会社によって違うかも知れませんが、私のまわりは人間関係で疲れている日本人はいません。

色々なことがありますが、それは日本にいてもどこにいても同じ。
海外に出て仕事するのなら、そこは日本人のための国ではないということを理解するのが大切ですね。

タイで仕事を見つけるときの注意点

もし、タイで現地採用の仕事を探すには、タイに来なくてはなりません。
タイ入国後、人材紹介会社に登録して、いよいよ就職活動がスタートします。
ですがいくら人材紹介会社が自分の代わりとなって、自分にあった仕事を探し仕事を紹介してくれるとはいっても、渡航前にはいろいろ心配になりますよね。
タイには、一体どんな仕事があるんだろうか、ちゃんと生活できるくらいの給料はもらえるんだろうか、などなど。
そのような不安を消すために、事前の情報収集は大切です。

タイ求人サイト!

タイにいくつかある人材紹介会社のウェブサイトでは、どのような求人があるのか、案件をいくつか見ることができます。
給料や勤務場所も確認できるので、渡航前に見てみるといいでしょう。
私が実際に就職活動したときの経験から感じたのは、全体的に、営業や工場での技術職、マネージメントが多いように思います。
計画的に就職活動を行うのならば、渡航前に前もって人材派遣会社に連絡するのもひとつの手です。

さて気になる給与のことですが、タイにおける日本人の最低賃金は5万バーツと決まっています。
そうは決まってはいるものの、それ以下の仕事の求人がちらほらあるのも事実。
ですが人材紹介会社を通していれば、5万バーツを大幅に下回るような給料の仕事はあまりないかと思います。

給料ももちろん大事ですが、タイで就職活動をするにあたり絶対に確認しなくてはならないことがあります。
それは、就労ビザと労働許可証です。それを支給してくれるのかどうかということを確認しないといけません。
理由は、この2つがないのにタイで労働をして収入を得るということは法律違反にあたります。
人材紹介会社の紹介であればビザや労働許可証が支給されないということは滅多にないかとは思います。しかし、これはタイで仕事を探す際に最も重要な点なので覚えておくと良いです。
就労ビザが取れれば、気持ちの落ち着かない観光ビザともおさらば。堂々とタイで働くことが出来ます。

ビザと労働許可がちゃんとあっても、給料5万バーツ(約15.4万円)ってちょっと少ないんじゃないかと思う人もいるでしょう。
最低賃金は5万バーツですが、実際はそこから税金を引かれたりするので手取りは4万バーツくらいになるかも知れません。
日本円で考えると、少なく感じる給料でしょうが、タイでは十分に生活していけます。
5万バーツのお給料なら、少しの贅沢もできます。

きちんとした企業であれば、ビザも労働許可も給料もしっかりとしているはずです。
人材紹介会社を通す場合は、ビザや労働許可について、そんなに心配することはないかとは思います。しかし、念のために聞いておきたい点です。
観光ビザでこそこそ働くより、やはり法律は守って仕事をしたいですよね。就職活動をする際はこの点を頭に入れて、仕事を探すといいでしょう。

タイで仕事をしたいと考えている人へ

タイで仕事をしたいと思う場合、二通りの手段が考えられます。
ひとつめは、今日本で勤めている会社にタイ支社があるならば、異動の希望を出してみるということです。
ふたつめは、直接タイに行って仕事を探す。いわゆる、現地採用というやつです。
実際タイには、現地採用として働いている日本人はたくさんいます。
現地採用として働く方のブログ
もし、ラッキーなことにひとつめの方法が可能で、タイ支社への異動希望が受け入れられ、転勤となれば、仕事に対する不安はそんなに多くないでしょう。
しかし、現地採用を狙ってタイで働こうとする場合は、いろいろな不安があるかと思います。
タイに行って本当に仕事が見つかるのか、生活していけるだけのお給料はもらえるのか、など考えるだけでも不安が一杯だと思います。

タイで仕事を見つけに来る場合、入国は普通の観光ビザになります。
可能であれば、日本のタイ大使館でシングル、ダブル、またはトリプルエントリーというトランジットビザを取得してくると心強いです。
現地にはビザのことを相談できるエージェントがいくつかあるので、現地に来てから相談してみるのもいいでしょう。
ですが、観光ビザだとそう悠長に仕事を探すわけにもいきません。

ではどうやって探すのか。

タイには日系企業がたくさんあります。登録している会社を紹介してくれる人材紹介会社がいくつかあります。
こういった人材紹介会社はインターネットで検索すれば、すぐに見つかります。タイにまでに、前もってウェブサイトを確認しておくとよいでしょう。
また、日本にいても相談が出来る人材紹介会社もあります。そうした会社を使って、渡航したらすぐに面接ができるようにアポイントを取っておいてもいいかもしれません。
35歳以下で大学卒、ビジネスレベルの英語が出来る場合、仕事を見つけるのは、そう難しくはないのではないでしょう。英語に加えてタイ語が出来ればより選択肢が増えるかと思います。
もちろん、そうでなくても仕事はあるかと思いますが、その時の募集案件にもよるでしょう。
日本のように希望する職が見つからないかもしれません。しかし、タイで仕事をしたいというのが一番の目的ならば、希望する職が見つからなくても、そこは割り切るしかないでしょう。
現地のフリーペーパーでも求人が載っていることもありますし、各人材紹介会社にどんな案件があるのかも、いくつか見ることができます。

とにかくまずは人材紹介会社に相談に行きましょう。タイには、いくつかあるのですが、それぞれ取り扱っている案件も違いますので、いろいろ回ってみることをお勧めします。
最後に、人材紹介会社のスタッフに聞いた話になりますが、タイだからというゆるい感覚の人もいるそうです。そんな人はTシャツ、タイパンツ、ビーチサンダルという格好で面接にくるとか。
暑いかとは思いますが、面接にはきちんとした身なりで行くべきですよね。